因島で見た野鳥【154】イカル
写真は、石田憲ニさん(因島土生町)が、今年2月に、因島で撮影したものである。 クチバシは黄色で太い。頭と尾は黒く、翼の大部分は黒く、初列風切の中央部に白斑がある。体の残りの部分はだいたい灰色である。これは、アトリ科の一種のイカルである。...
View Articleふるさとの史跡をたずねて【305】十王堂(尾道市因島中庄町)
十王堂(尾道市因島中庄町) 閻魔堂のことを十王堂とも言う。尾道市因島中庄町のJA因島北支店前の道路、さらに川を越えたところに遍路道標と常盤橋の石碑があり、その西側の塀の中に十王堂がある。字名では仁井屋と黒松の境界付近である。 この十王堂のことは安永3年(1774年)9月の中庄村の村立実録帖に記載されている。村立実録帖というのは、村の状況を広島藩へ報告したもので、地元に残っているのはその控えである。...
View Article「もっとはっさくピザ」はっさく祭りで販売 尾道八朔おやつコンテスト準グランプリ受賞 ピザカフェつばさ
2月27日、尾道産食材を使用した「おやつ~因島発祥!はっさく×尾道」をテーマにした尾道おやつコンテストの審査結果が発表された。主催は尾道市スローフードまちづくり推進協議会。市内外から寄せられた11業者18作品の応募の中から、八朔ゆかりの会会長・百貨店食品アドバイザー・プロの野菜ソムリエ・主催者らが実際に試食し、6作品が選ばれた。結果は次の通り。...
View Article広島県議選尾道市選挙区 5人が立候補 因島から岡野まさや氏出馬
統一地方選の前半戦である県議会議員選挙が3月31日告示された。 2019年7月の参議院選広島選挙区をめぐる大規模買収事件で議員1人が辞職した尾道市選挙区(定数3)は、現職2人と新人3人の計5人が予想どおり立候補した。 投開票は4月9日(日)。期日前投票は1日(土)から8日(土)、8時30分~20時。 出陣式で必勝を誓う岡野まさや氏(3月31日朝・因島田熊町) 岡野まさや氏出陣式挨拶動画 関連記事...
View Article「社会を明るくする運動」入選作文【2】人を大切にする平等な社会
尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 人を大切にする平等な社会(小学校の部 尾道市教育委員会賞) 瀬戸田小学校6年 松岡建吾さん...
View Article短編小説ショパンの調べ【16】大浜崎灯台の除虫菊
椋浦、外浦、鏡浦、大浜と、四つの港に寄ると、尾道に着く。 明治27年に点灯されたという、大浜崎の灯台も、後2年すると本州と四国を結ぶ、本四架橋の下になる為、長い間点し続けてきた灯も、消えるという。静子は、大浜崎灯台も自分も、似た様なものだと思っていた。 あれは5月だった。この灯台に、足を運んだのは。周りは、除虫菊の花が真っ盛りで、細い道を英雄の後をついて行った。...
View Articleふるさとの史跡をたずねて【306】善興寺閻魔堂(尾道市因島重井町善興寺)
善興寺閻魔堂(尾道市因島重井町善興寺) 信長・家康対浅井・朝倉の姉川の戦い(1570年)は、家康の出世物語や秀吉の主張通り浅井家を直後に殲滅しておけば後の淀夫人も誕生しなかったなどと、サイドストーリーに事欠かない戦国史だが、その姉川というのは長浜の北を琵琶湖に注ぐ川である。その名前の由来が面白い。閻魔大王の姉の竜王が住んでいたという伝説に基づくと言う。...
View Article因島水軍城「御城印」新発売
因島観光協会は因島水軍城(尾道市因島中庄町0845-24-0936)で御城印(ごじょういん)の販売を始めた。地元の書家の筆による手作り。A6版105㎜×148㎜、和紙(大礼紙)で、販売価格は一枚300円。 東京での観光物産展で先行販売をしたところ、人気が集まり本格的な販売となった。 因島水軍城 [ PR...
View Articleせとだレモン祭 賑やかに開催
第7回せとだレモン祭が19日、瀬戸田市民会館からしおまち商店街一帯を会場にして、賑やかに開催された。主催は実行委員会。会場には約80の飲食や物販のPRブースが出店した。 中でも好評だったのは遠く仙台から駆けつけたパン販売の「メゾンカイザー」。せとだエコレモンを使ったパンが約1時間で完売。宮城県と広島県は東日本大震災で甚大な被害を受けたカキ養殖の支援をきっかけに交流が続けられている。...
View Article本因坊秀策囲碁まつり・女流秀策杯 大須賀聖良初段が優勝
優勝カップと㊨大須賀聖羅初段(日本棋院) ㊧尾道市囲碁推進協議会佐藤昌弘会長 第76回本因坊秀策囲碁まつり第9回女流秀策杯が18・19日、市民センターむかいしまであり大須賀聖良(おおすかせいら)初段(日本棋院・19歳)が初出場・初優勝を飾った。 決勝で大須賀初段は、辰己茜三段(関西棋院・40歳、今大会最年長)を中押しで破り、優勝賞金50万円を獲得した。...
View Article因島総合病院新院長就任 山本頼正氏
因島総合病院山本頼正院長 因島総合病院院長に、これまでの橋本洋夫氏にかわって新たに医学博士・山本頼正氏(55)が就任した。 専門は、消化器疾患の内視鏡診断と治療で、2016年から非常勤医師として月2回診察・治療にあたっていた。...
View Article尾道海属記念連載「シマナミ海アソビ」【12】カヤック⑩無人島ツアー
穏やかな海とたくさんの島々のコントラストが美しいシマナミは、カヤッキングパラダイスです。 今回は、シマナミの無人島のカヤックツアーについてお話しします。若い人やご家族連れに人気の無人島ですが、船では行けないので、カヤックで無人島に上陸するツアーが人気を博しています。...
View Article尾道市人事異動2023年4月1日付 異動総数500人 向島支所長に岡野吉枝氏(因島出身)
尾道市は3月24日、4月1日付の人事異動と機構改革を発表した。異動総数は500人で昨年より3人多い。 令和5年度は「とりもどせ元気!尾道再スタート」を旗印に、地場産業の復興地域医療体制の充実、子育て環境の整備など進めていく。 職員数は1953人(昨年より5人多い)。課長以上の女性の管理職は昨年と同数の31人。管理職の22.3%を占めている。...
View Article短編小説ショパンの調べ【17】湯田温泉の洋品店「ディラン」
尾道駅からは、在来線で三原迄行き三原から新幹線に乗り換えて、小郡駅で降りた。小郡駅から、山口線に乗り換え湯田温泉駅で下車すると、タクシーで10分足らずの所に拓也の店がある。 静子は最初、湯田温泉と聞いて、ひなびた山間の中にある温泉郷を、一人で想像していたが、国道のすぐ傍に温泉があるのには、いささか驚いた。詩人の中原中也の生まれた所でもある。...
View Article因島で見た野鳥【155】ノスリ
写真①は、石田憲二さん(尾道市因島土生町)が撮影したノスリである。ノスリは、タカ目タカ科ノスリ属の一種。全長はオス52cm、メス57㎝で、ハシブトガラス大の猛禽。 写真①ノスリ(撮影・石田憲ニ) 写真①では、翼角(翼の前縁が曲がっているところ。写真③を参照)付近に黒斑があり、喉が暗褐色で、体の下面は、白っぽくやや黄色味があり黒褐色の縦斑が見え、脇が黒褐色で腹巻きを巻いたように見える。...
View Articleふるさとの史跡をたずねて【307】血分経塚(尾道市因島重井町善興寺)
血分経塚(尾道市因島重井町善興寺) 重井町善興寺の閻魔堂の前には血分経塚がある。これについては、かつて「血分経塚と呼ばれているが、どういうものかわからない。二、三の人にも当たってみたがわからなかった」と書いたものを見たことがある。 しかし、血分経塚は血分経塚であって、それ以外の何物でもないのだから、それ以上のことはわからなくてもよい。...
View Article【5/2~7】因島出身の作家・演出家 松浦祥歩さん 東京中野で舞台公演
因島中庄町出身で作家・演出家の松浦祥歩さん(24)による脚本・演出の舞台劇「キャンディーガール」が、5月2日(火)~7日(日)、東京都中野区の劇場TKJシアターで公演される。 現代を担う少年少女の挑戦と成長を真摯に描く、ポリティカル冒険ファンタジー。360度の四方囲み舞台の中、壮大な冒険活劇を超至近距離で体感できる。当日・前売り3,500円。チケットはコチラのフォームから予約できる。...
View Article広島県議選最終結果 尾道は吉井、岡野、金口3氏が当選 岡野氏は2位に
県政初当選の岡野斉也氏(因島田熊町選挙事務所・9日深夜) 広島県議選の投開票が9日に行われ、尾道市選挙区では定数3に対して現職2人と新人3人の候補者が戦いを展開し、吉井清介氏(64・自現)、岡野斉也氏(43・無新)、金口巖氏(68・無現)が当選を果たした。 若さと行動力を訴え堂々2位で初当選を果たした岡野氏は「島の声は、島にすんでいる人にしか分からない。県政に届けるために決意を新たにします」と語る。...
View Article2023尾道市長選3氏の争い 市議選に33人(定数28)注目の投票率
統一地方選後半戦の尾道市長選と同市議選が16日告示され、23日投開票に向けて1週間の選挙戦の火ぶたが切られた。 市長選は、5選をめざす現職の平谷祐宏氏に新人の亀田年保氏、大崎延次氏が挑む。...
View Article「社会を明るくする運動」入選作文【3】わたしにできること
尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 わたしにできること(小学校の部 尾道地区保護司会会長賞) 西藤小学校6年 信岡あかりさん わたしは、小学四年生の時、登校中に友だちとトラブルがありました。 ある雨の日、かさをさして友だちと学校へ行っていました。 その時友だちから、 「早く行って。」...
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