ふるさとの史跡をたずねて【22】余崎城跡(尾道市向島町立花)
余崎城跡(尾道市向島町立花) 弘治3年(1557)、因島村上氏六代吉充の時、土生長崎城から向島町立花の余崎城へ移った。これは尾道駅前の対岸にあり、当時は小島だった岡島城を奪った褒賞として向島の大部分を小早川隆景からもらったからである。永禄12年(1569)重井青木城へ移るまでの13年間、因島村上氏の本城とした。...
View Article私の瀬戸田日記【6】1年の振り返りと新年の抱負
1年の振り返りと新年の抱負 新年あけましておめでとうございます。早いもので瀬戸田へきてから半年。2016年は変化の年だった。協力隊採用を皮切りに離職、引っ越し、車取得。細かい点だと髪を数年ぶりに伸ばしている。...
View Article脚光を浴びる白滝山 因島重井町をあげた保存活動 初日の出を参拝
瀬戸内海国立公園に指定されている、因島の白滝山が脚光を浴びている。この数年間、「選定」が連続した。 「にほんの里100選」、「全国ふるさと富士」、「日本遺産村上海賊」、「しま山100選」と、4つの選定を受けた。これは、白滝公園保勝会や重井町区長会の住民による町を挙げた保存活動の賜物である。 保勝会の柏原広雄会長は熱い想いを披露した。...
View Article躍動の2017年【2】土生商船(株)生活航路維持が使命
因島モール桟橋に寄港する高速船しまなみ 一昨年12月1日の因島モール桟橋開港から1年が経った。それを契機に、因島―上島―三原の高速船航路が活気づいている。 因島モールが島しょ部の交通のターミナルになってきている。高速船、高速バス・島内バス、乗用車が集ってくる。...
View Article尾道市新年互礼会 470人未来誓う
尾道市新年互礼会(尾道市・尾道商工会議所)が4日、尾道国際ホテルで開催され、各界から470人が出席し、輝かしい未来への飛躍を誓った。 会は、尾道市民合唱団の「一月一日」のうたで始まった。 平谷祐宏市長は、「酉年に因み、未来をトリに行こう」と呼びかけた。小島敏文衆議院議員が地元選出国会議員を代表して挨拶。 鏡開きにつづいて、福井弘商工会議所会頭が乾杯の音頭で祝宴。髙本訓司市議会議長が閉会の挨拶を行なった。
View Article福山大学水族館 色とりどりの魚たち
因島大浜町の福山大学マリンバイオセンター水族館では、酉年にちなんだ企画展「色とりどりの魚たち」が開催されている。 真っ青なルリスズメダイ、黒のしま模様のヨスジリュウキュウスズメダイ、ヒレナガスズメダイ、デバスズメダイ、シリキルリスズメダイ、クロスズメダイなど尾の魚たち。トサカガキ、タカノハヅタなどめすらしい生物もいる。 1月31日まで。午前10時~午後4時。日祝休館。
View Article優勝おめでとうカープ絵画展 田熊町ブラームス
ギャラリー喫茶ブラームス(因島田熊町、tel0845-22-5112)で、「優勝おめでとう広島東洋カープ絵画展」が4日始まった。2月23日まで。 三原市在住の古谷巖さんが描いた黒田博樹選手や新井貴浩選手など最新の作品。さらに、サインボール、グローブ、バット、Tシャツなどお宝グッズも多数展示されている。 午前10時から午後5時。日祝店休。
View Article島の夜明けめざして 上島町長・宮脇馨氏
この星全体がざわついたまま、新たな年に突入してしまいましたが、故郷・上島町の初日の出は、例年と同様の穏やかで美しく輝いています。 古代より、海を渡る人たちは、はるか彼方の星やあかりを頼りに進路を定め進んできました。このカオスとフラクタルの現代を進んでいくために、一体何を目指して進めばいいのか、おおいに悩むところです。...
View Article瀬戸内三原 築城450年のとき 三原市長・天満祥典氏
本年は毛利元就の三男で戦国の知将、小早川隆景公が三原城を築城して450年の節目の年を迎えます。 現在、かつての西国街道をイメージした三原城跡歴史公園を整備しており、2月に完成予定です。また、石垣で「浮城」をイメージできるようなライトアップや、濠に鯉を放流する「鯉の城下町構想」なども計画しています。 また、2月から11月にかけて、「瀬戸内三原...
View Article本因坊秀策囲碁記念館で子ども囲碁大会
7日、本因坊秀策囲碁記念館で第8回子ども囲碁大会があり、27人が参加した。国際ソロプチミストしまなみが協賛した。 Aクラス 宮野内樹(広島市安田小) 興野健太(廿日市市阿品台西小) 羽田啓真(福山市駅家小) Bクラス 真殿雄広(福山高校) 田中滉也(向島中) 山中柊太郎(尾道商) Cクラス 村山瑛太(付属三原小) 三國榛太郎(同) 田頭佑(因南小) Dクラス 尾越永紳(瀬戸田小)...
View Article本因坊秀策囲碁記念館で打ち初め
新年の囲碁打ち初めが5日、因島外浦町の本因坊秀策囲碁記念館であり、24人が参加した。1月5日は囲碁の日とされ、全国各地で同様の行事があった。 参加者は、隣接する石切神社の秀策顕彰碑に参拝した後、対局した。 Aクラス 岸田一男(5段・鏡浦) 熊佐寿一郎(4段・生口) 田頭晏廣(5段・外浦) Bクラス 谷本佳樹(3段・瀬戸田) 中川展一(初段・中庄) 東忠正(2段・同)
View Article瀬戸田カフェテラスで29日新春ライブ
シンガーソングライター田野崎文さん、ソロギタリスト伊藤賢一さん、クラシック・ヴィオラ奏者の三好紅さんが結成した「トライトニカ」によるライブが29日(日)午後1時30分、瀬戸田町のカフェテラスで行なわれる。ワンドリンク付き2,500円。 【問い合わせ】TEL0845-25-6862
View Article躍動の2017年【3】内海エンジニアリング(株)太陽光発電設備事業に力を入れる
内海エンジニアリング(株)は総合建設業であり、幅広く事業を展開する。昭和54年に内海メンテナンスとしてスタート。平成18年内海エンジニアリングに再編された。橋本祐司社長。 橋本祐司社長 事業の第一は、シャープ住宅用太陽光発電・蓄電池設備・オール電化の暮らし作りである。...
View Articleふるさとの史跡をたずねて【23】白石島(尾道市向島町)
白石島(尾道市向島町) 余崎城の東の入り江はかつて船隠しがあったところであるが、今はマリンユースセンターになっている。ここと百島の南端だんご岩を地図を出して結んでみよう。そのまん中あたり、ちょうど加島の南側に小さな岩礁のような島がある。白石島である=写真㊦。白石島には小さな海食門があり、その穴を通して向こうを通過する船影が見えたりする。...
View Article父のアルバム【41】第五章 苦難を越えて
保育所長を退職した行は、家庭を守ることに専念した。夫を公私両面で支えるとともに、五人の子供の就職、進学、結婚に力を入れた。 父が椋浦小学校から田熊小学校に転任した年に行は退職した。全校生徒50人の小規模校から千人規模の学校への転任であったから、その環境の変化に気苦労があったことであろう。...
View Article佐藤陽子さんを招きシベリア抑留者鎮魂ヴァイオリン演奏会
世界的なヴァイオリニストである佐藤陽子さんを招き、シベリア抑留犠牲者を鎮魂するコンサートが2月26日(月)午後2時、瀬戸田ベル・カントホールで開催される。1時30分開場。 主催は実行委員会。尾道市と同教育委員会が後援。 主催者は「戦争の悲劇、シベリア抑留の歴史、命と平和の尊さを考えるきっかけにして欲しい」と語る。...
View Article因島自然観察会15周年 成果収めた記念誌発行
いんのしま・まるごと自然観察会は昨年12月、15周年記念誌「自然観察 尽きない魅力」を発行した。15年間の活動成果がびっしりと収められている。 駄賀恒男事務局長は巻頭言に同会の理念とも言える内容を次のように記している。実に印象的で、15年間も間断なく活動がつづけられてきた理由を見た想いがする。...
View Articleふるさとの史跡をたずねて【24】三躰妙見宮(尾道市向島町立花)
三躰妙見宮(尾道市向島町立花) 魚島・椋浦・立花の海の三角形~椋浦伝説を確かめるために余崎城跡近くの三躰妙見宮へお参りした。 いつ何家族何人が魚島から椋浦へ来て、椋浦から立花へ行ったかという正確な記録がないので、伝説と呼ばれているのだろう。魚島にも立花にも、この話はあるので史実だと思う。...
View Article重井町康和会 笑顔の互礼会
因島重井町の老人クラブ康和会(村上泰通会長、420人)の新年互礼会が16日、同町公民館で行なわれ、150人が集った。 「互助の輪―老人の会話が弾むふれあいの町に―」を合言葉に余興や会話を楽しんだ。
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