因島におけるイノシシ被害が深刻化し、住宅地のがけ崩れを誘発する危険が出てきている。
因島三庄町7区の豊田悦夫さんの自宅裏の、5区枕谷に通じる斜面が餌を掘り出すイノシシによって広範囲にわたって崩されている。
豊田さんは「このまま放置するとがけ崩れに繋がりかねない」と不安を語る。
7月7日には地元出身の福原謙二尾道市議が現地を視察した。
因島三庄町9区の多田一さんの自宅裏の山が、イノシシによって荒らされ、崩れ始めている。その結果、大木の根元が現われるようになっている。
多田さんは「このままでは裏山の大木が倒れ、自宅を直撃し、押しつぶしてしまう」と迫る危険を訴えている。この現場にも福原市議=写真下=が訪れた。
豊田さんは因島総合支所に行き、窮状を訴えたが、安心できる回答をもらっていない。