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Channel: せとうちタイムズ(尾道市因島・瀬戸田地域の週刊新聞)
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ふるさとの史跡をたずねて【148】宇賀の神(因島田熊町樫平)

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かせびらさんの愛称で親しまれている宇賀の神は、地図の上では春日神社と書かれているので、因島田熊町の山神神社に比べればスマホで探しやすいと思う。しかし現地に近づいても、発見できないかもしれない。というのは、道らしくない道があって、その下にあるからである。屋根を見つけて、それだと思ってもどこからお参りするのか、参道の入口がわからない。道の下にあるのだから、道との高さが最も小さくなるところから入るということが理解できて、それらしきところを発見しても、蛇が出そうでやはり躊躇してしまう。

なぜこんなことをだらだらと書くのかというと、本来のというか、往時の光景は現在とは全く逆の様相を示していたと思うからである。

雑草に覆われ両側から傾斜地がせまってくる周囲は、イノシシの運動場にしか見えないが、元は田んぼだった。あぜ道はよく手入れされ、その外側の水路には、メダカ、ドジョウはもちろん、タニシや、ちんぼうさしと呼んでいたミズカマキリやミズスマシなどの水棲動物の宝庫だった。それらが激減したのはホリドールと呼ばれたパラチオン系の農薬が使われだした頃からだと思う。

田植えが終わり、水を張られた田んぼは初夏の光を反射して輝く。夏の間に稲は緑を増して稔り、秋には黄金色に変わる。

その片隅にお宮があって、里山の四季によく溶け込んでいたことだろう。

この辺りが因島田熊町の田んぼの発祥の地だと言われているから、そこに穀物神である宇賀の神(宇賀大神)が祀られたのである。山の神が降りて来て田の神となる信仰との関わりはわからないが、こちらはそれとは独立した田の神である。境内にはツキヨミさんも祀られている。宇賀の神は女神であるので、月読の命を併せて祀っているのは気の利いた配慮である。

因島大浜町の幸崎城跡にある芋神社では、月読の命が祀られている。月読の命は天照大神の弟神で、やはり穀物神である。

(写真・文 柏原林造)

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平日・土曜日 11:00~22:00
日曜日・祝日 11:00~14:00

【~11/30】山崎尚美マロニエで「詩とイラスト展」

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因島中庄町の茶房マロニエ(TEL0845-24-0267)で、山崎尚美「詩とイラスト展~祭~」が10月1日から11月30日まで開催される。

午前11時から午後5時、日・月・木定休日。

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しまなみビーチ大掃除 19団体140人が参加

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因島ボランティア連絡協議会は尾道市社会福祉協議会とともに7日、海水浴や因島水軍まつりで賑わったしまなみビーチ(尾道市因島大浜町)の清掃活動を行った。19団体140人が参加した。とりわけ中学生高校生の参加が目立った。主なゴミは、雑草、空き缶、花火、吸い殻など。バーベキューのゴミもあった。

参加団体は次の通り。

いづみ会▽しまなみスポーツクラブ▽三庄民生児童委員協議会▽なぎさ会▽大浜地区社協▽大浜老人クラブ連合会▽なないろ▽重井中学校▽遊喜の会▽因島高校▽やすらぎ赤十字奉仕団▽生協ふれあいの会▽さざなみ会▽日立因島生協▽因北中学校▽因島南中学校。

後援の因島海事振興協議会からは、パンと飲み物が提供された。

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TEL0845-26-2282

因島図書館開館25周年 記念行事で芸術の秋満喫

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尾道市立因島図書館は11月3日に開館25周年を迎える。因島の図書館の歴史を見ると、1973年(昭和48年)までさかのぼる。

1973年(昭和48年) 因島市民会館内に図書室設置
1993年(平成5年) 図書館新築工事着工
1994年(平成6年11月) 「因島市立図書館」開館
1996年(平成8年10月) 移動図書館事業開始
2000年(平成12年10月) コンピューター新機種設置
2001年(平成13年2月) インターネット体験コーナー設置
2003年(平成15年3月) 新移動図書館車「しまなみ文庫号」を配置
2005年(平成17年10月) DVD機器設置
2006年(平成18年1月) 尾道市との合併により、尾道市立因島図書館に改称。視聴覚資料の貸出開始。新コンピューターシステム導入

歴代の館長は次の通り。

  1. 岡野孝司
  2. 麻生勇
  3. 村上喬一
  4. 岡野興次
  5. 村田積穂
  6. 岡田宏治
  7. 森重彰文
  8. 花岡真由美

開館記念行事

2020年7月末まで 絵のまち尾道四季展入賞作品常設展示 歴代の入賞作品10点を展示

10月3日~11月10日まで 因島観光写真展 第32回いんのしま観光写真コンテスト受賞作品32点展示。ロビー
11月24日午後2時
瀬戸田ベル・カントホール
進藤義武弦楽四重奏団クラシックコンサート 出演=進藤義武(第1ヴァイオリン)、山口あうい(第2ヴァイオリン)、長谷川亜紀子(ヴィオラ)、村井将(チェロ)

12月8日午後2時
芸予文化情報センター
ほほえみコンサート 出演=チャイムソナーレ、ポコアポコ、ひまわりコーラス
12月15日午後2時
芸予文化情報センター
クリスマスコンサート 出演=オカリナ「潮の音」、女声コーラス「コスモス」、合唱団「響」、ソプラノ・渡辺郁子、ピアノ・大谷千恵子

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海上自衛隊「のとじま」因島水軍城で清掃ボランティア

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6月からジャパンマリンユナイテッド因島工場に修理のため入港している海上自衛隊舞鶴地方総監部の掃海艇「のとじま」の乗組員22人は18日、因島中庄町の水軍城で清掃活動に汗を流した。

毎年春には「自然を愛する中庄の会」が清掃を行なっていたが、今回は海上自衛隊から因島観光協会に地域貢献活動の申し出があり、「のとじま」木村直揮先任士官を先頭に22人の乗組員たちと、「自然を愛する中庄の会」会員や観光協会職員約20人らが、4時間余りかけて雑草や雑木などを取り除いた。

草刈り機やチェンソーで刈られた約300平方メートルの斜面は、見上げると水軍城が見え、そのもとには「水軍」の文字をかたどった植え込みが分かるようになった。

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【10/14】瀬戸田カフェテラス ジャズコンサート

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瀬戸田カフェテラスで10月14日(日・祝)、ジャズライブがある。

関東を中心に活躍中のジャズボーカリスト中島さよりをゲストに、岡山からジャズユニットKATHが加わり、50~60年代の懐かしい曲が楽しめる。

午後6時30分開演(開場午後5時30分)、会費1800円(1ドリンク付)。

出演=岸本寿男(尺八)▽熱田昭夫(クラリネット)▽荒木博司(ギター)▽松本加代子(ピアノ)。ゲスト=中島さより(ボーカル)。

【予約】TEL0845-25-6862

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【10/25】経済学者・寺西重郎氏 尾道大学で講演会

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尾道市立大学経済情報学部主催の講演会が10月25日、同大学講義室で行われる。午後2時50分~同4時20分。入場無料、予約不要。誰でも入場できる。

講師は、経済学者・経済学博士である寺西重郎氏。テーマは「日本経済の長期的発展過程における文化と制度」。

【プロフィール紹介】1942年(昭和17年)生まれ。因島土生町及び因島高校出身。経済学者、一橋大学名誉教授。主な著書は、「日本の経済発展と金融」「工業化と金融システム」など多数。三和ドック創業者の長男。

寺西重郎氏

寺西重郎氏

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内海造船瀬戸田工場 自動車航送船「旭洋丸」完工

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内海造船瀬戸田工場で建造中の旅客船兼自動車航送船「旭洋丸(きょくようまる)」が26日、完工した。高齢者・身障者向けバリアフリー設備完備。

全長=62.63メートル▽幅=13メートル▽深さ=9.1メートル▽総トン数=875▽載貨重量=356トン▽車両搭載能力=12メートルトラック6台・15メートルトラック2台・乗用車のみ33台▽旅客定員=通常時300人、非常災害時428人▽乗組員=12人▽連続最大出力=約14.8ノット▽船籍港=愛媛県松山市。

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因島で見た野鳥【59】ハクセキレイ

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スズメ目セキレイ科の1種、全長21cmの水辺の鳥で、因島では年中見る事ができ、繁殖もしている。体形はセグロセキレイに似ており、飛べばセグロセキレイ同様、翼と腹の白が目立つ。セグロセキレイは、顔の下半分が黒い(若鳥では灰色)が、ハクセキレイの顔は白く(若鳥は灰色)、細くて黒い過眼線がある。冬羽は背が灰色で、背が黒いセグロセキレイに比べ白っぽい。この事が、ハクセキレイの名前の由来であろう。しかし、夏羽のオスは胸・頭・背は黒く、セグロセキレイに似ている。秋にみる若鳥は、体が微かに緑がかった灰色でセグロセキレイの若鳥に似ている。いずれの場合にも黒い過眼線があり、セグロセキレイと異なることが分かる。

ハクセキレイの鳥類アトラス(山階鳥類研究所:鳥類回収記録解析報告書1961~1995年)によると、放鳥総数約5万7千羽、回収総数417羽で、回収総数の93%は国内(主に北海道)で、7%が外国(ロシア)で回収されている。ここに転載した放鳥回収図は、国内で放鳥されたハクセキレイが外国で回収されたケースを記したもので、黒丸の地点で放鳥され、線の終端で回収されたことを示す。回収された個体が線に沿って飛んだという意味ではない。

これによると、因島で夏に繁殖している例もあるが、夏には北に渡り冬に北から渡ってくる個体もいる可能性がある。主題からそれるが、三十数年かけて6万羽近くのハクセキレイを放鳥し、回収出来たのが僅か400羽余りという。放鳥・回収調査に携わる人達に脱帽である。

(写真・文 松浦興一)

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ふるさとの史跡をたずねて【149】厳島神社(因島重井町明神)

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厳島神社(因島重井町明神)

因島水軍まつりとかフラワーフェスティバルのような新興のお祭りは別として、昔は最大の祭りといえば秋祭りであった。尋常小学唱歌(3年)「村祭り」の歌詞の一部に「村の鎮守の神様の今日はめでたいお祭り日」「年も豊年万作で村はそうでの大祭り」「実りの秋に神様のめぐみたたえる村祭り」とあることからもよくわかる。そして秋祭りが収穫祭であったことも伺える。

村の鎮守といえば多くは八幡神社で、九州の宇佐氏の氏神であったものが、武家の氏神などを経て源氏の氏神になる。重井の伊浜八幡神社は6代吉充が作り、江戸時代には村上長右衛門が増築した。

村上氏も源氏だから、八幡大菩薩の旗を立てて航海したという話は理にかなってはいるが、真偽のほどは疑わしい。しかし、村上氏が八幡社を造営したのは、村のためでもあり、自分たちのためでもあったと思われる。

その八幡神社の秋の大祭の起源は収穫祭である。宇迦魂(うがのみたま)が祀られているから、秋祭りの祭神であろう。宇迦魂があるのに、田熊町の宇賀の神には重井町からもお参りしていたというから宇賀の神のご利益が大きかったのだろうか。

夏祭りは虫送りと関連するのか、疫神鎮護で神輿を激しく振って神威を高める。また、疫神に神輿で十分に楽しんで出て行ってくださいという意味もあるという説もある。前者の進化したものが喧嘩神輿であり、後者の発想がお旅所ということになる。

これと重なるように瀬戸内地方では厳島神社の管弦祭がある。これは旧暦の6月17日の大潮の日である。旧暦で同じ日にすれば潮位が同じで、船を利用するのには都合がよい。

重井町に大疫神社(祇園さん)と厳島神社(明神さん)があり、明神祭の方でより盛大に神輿が繰り出されている。これは両社の祭りが融合した形であり、船で神輿が渡御する間、賑やかに祭囃子を奏でるところに管弦祭の面影をとどめていると言えるだろう。

(写真・文 柏原林造)

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【10/20】しまなみヤングフェスティバル 因島市民会館

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島嶼部の中学校と高校が一堂に会し、吹奏楽の演奏などを通じて交流しようと「しまなみヤングフェスティバル」が10月20日(日)、因島市民会館で開催される。

主催は、実行委員会・NPOいんのしま教育ネットワーク・尾道市教育委員会。

開演午後1時30分(開場午後1時)、入場無料。

ポスターイラスト=重井中学校3年上田琉嘉(るか)さん。

出場校紹介

因島南中学校「舞台に立たせていただく感謝の気持ちを忘れず、聴いてくださる皆様に感動をお届けできるように努力しています」

因北中学校「”一音心奏”聴く人が笑顔になれる演奏をめざして頑張っています」

重井中学校「昨年の尾道市中学校音楽コンクールで最優秀賞。その感動をお届けします」

瀬戸田中学校・瀬戸田高校「瀬戸田高校と中高一貫で取り組んでいますので、この度も合同で参加します」

弓削高校「弓削を中心に演奏することが多いので、今回は楽しみです」

弓削商船高等専門学校「1年から4年まで地元で演奏することが主でした。大きな舞台を期待しています」

※因島高等学校吹奏楽部は修学旅行と重なるため不参加。

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因島ユネスコ絵画展 私の町のたからもの

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因島ユネスコ協会(板坂剛志会長)が、第13回「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの」絵画展を10月4日から6日までポートピアはぶで開催している。

因島・瀬戸田地区の小中学生から174点の作品が寄せられ、作品審査は因島田熊町在住の青木廣光さんをはじめ、各協賛団体らによって行われ、33作品が入賞した。

日本ユネスコ連盟賞 坂本善唯(因島南小)

尾道市教育委員会賞 柳田奈南(因島南中)

因島ユネスコ協会賞 杉本大和(因北小)

協賛団体賞受賞者は次の通り。

因島商工会議所賞 竹田千織(瀬戸田小)

因島観光協会賞 尾田龍紀(因島南中)

因島青年会議所賞 宮奥由歩(重井中)

尾道因島ライオンズクラブ賞 岸田一紗(瀬戸田小)

因島ロータリークラブ賞 藤木悠人(因島南小)

国際ソロプチミスト因島賞 村上柊二(因北小)

国際ソロプチミストしまなみ賞 戸田柾斗(同)

因島文化財協会賞 伊賀棒陽生(重井小)

因島鉄工団地協同組合賞 松尾航太郎(瀬戸田中)

奨励賞 岡野杏空(因島南小)、井上凛音(同)、藤原優斗(同)、藤木美羽(同)、山本忠輝(同)、松浦涼馬(因北小)、酒井音歌(同)、柏原栞奈(同)、田中晴佳(同)、村上彩羽(重井小)、村上愛心(同)、町頭優衣(重井中)、岡田蓮(因島南中)、岡野晴菜(同)、村上穂佳(同)、村田真菜(同)、白須悠一(同)、岡野未来(同)、金久桃子(同)、曽我詩央(同)。

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自動車航送船「アマポーラ宗谷」進水 内海造船瀬戸田工場

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内海造船瀬戸田工場で建造中の旅客船兼自動車航送船「アマポーラ宗谷」が9月27日、進水した。引き続き艤装工事を行い、2020年1月31日に引き渡しの予定。

全長=96.50メートル▽幅=15メートル▽深さ=10.05メートル▽総トン数=約4280▽載貨重量=640トン▽車両搭載能力=8トントラックのみ21台・乗用車のみ53台▽旅客定員=夏期3時間又は5時間未満の時550人▽乗組員=18人▽連続最大出力=約19.25ノット▽船籍港=北海道稚内市。

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尾道市民囲碁大会 福井さん5度目の囲碁名人

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第12回尾道市民囲碁大会が22日、尾道市総合福祉センターで開催された。主催は、尾道市囲碁のまちづくり推進協議会など。クラス別競技大会144人、初心者囲碁教室9人、指導碁8人の参加者が1日囲碁を楽しんだ。

クラス別競技大会名人戦において、因島土生町の福井盛人さん=写真上=が優勝し、2008年の大会開始以来5度目の囲碁名人に選ばれた。

成績は以下の通り。

【名人戦・6段以上】①福井盛人(因島土生)②高橋世行(東部公民館囲碁教室)③池田召一(因島土生)③佐藤昌弘(石心会)

【4・5段】①宇都野一孝(瀬戸田町)②金田和久(福祉センター囲碁クラブ)③中田勲(亀山八幡宮)③岡田信行(ひだまり向島)

【3~4段】①安保浩吉(福祉センター囲碁クラブ)②安保良彦(ひだまり向島)③氏川敏正(三成囲碁クラブ)③木村茂樹(因島土生)

【2~3段】①久保充史(電友会)②谷本佳樹(瀬戸田)③杉原収(東土堂町)③吉原弘治(電友会)

【初段~2段】①高畑博和(久山田公民館囲碁教室)②岡之上ケビン(東部公民館囲碁教室)③香川宜雄(瀬戸田町)③竹林健二(東部公民館囲碁教室)

【1級~2級】①村上哲(ふれあい同好会)②山本重俊(久山田公民館囲碁教室)③中村克明(東部公民館囲碁教室)③梶田敏也(電友会)

【3級~4級】①吉田与志伸(電友会)②松井勇二(迎賓館三世代交流囲碁教室)③白神治(棋翔会)③内海耕作(石心会)

【4級~6級】①船倉正実(ココロ三世代交流囲碁教室)②仁井光広(身障者センター教室)③藤井武夫(福山市)③藤原颯斗(ココロ三世代交流囲碁教室)

【7級~10級】①上村崇徳(日比崎町)②船倉つた江(レディース桜花)③竹内守(ひだまり向島)

【11級~15級】①前杢寿美葉(ココロ三世代交流囲碁教室)②田頭佑(因島三庄町)③高山富江(レディース桜花)

【13路盤】①河原正太郎(因島田熊町)②前杢和虎(ココロ三世代交流囲碁教室)③桒原惇(因島中庄町)

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因島文学散歩【7】青影山(因島中庄町・因島田熊町)

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青影山(因島中庄町・因島田熊町)

瀬戸内海の諸水軍を大統一したのは伊予の村上義弘である。かれは戦法に長じ、その戦法はやがて村上流といわれるようになった。やがて村上氏は、因島村上氏、来島村上氏、能島村上氏などにわかれた。司馬遼太郎『坂の上の雲』(全集24)

伊予出身の秋山真之(さねゆき)は海軍の参謀で戦術研究家であった。秋山が日露戦争で用いた作戦は水軍戦法を元に考え出されたものだと言われている。それは「能島流海賊古法」という写本が元だった。上記の記述では同じものが因島村上氏に伝わっていてもよさそうである。しかし、そうではない。

能島は伊予大島に付帯する島で、全島が城塞化され、能島村上氏の根拠島になっている。ここで、能島流戦法が生まれた。

私はその「能島流海賊古法」の大部分は、江戸時代に実戦経験のない兵法家が書いた想像の産物だと思う。秋山真之は戦略家であって歴史家ではなかったから資料の真偽には関心はなかった。戦史を猟歩し、あとは自分の置かれた状況での戦略を練る。だから能島の狭い海域で生まれた戦法ではなく、空想の産物だからこそ、日本海で役立つ戦略が生まれたのであろう。能島水軍時代の原本はこれまで発見されていないだろうし、おそらく今後も発見されることはあるまい。

司馬遼太郎さんのこの本で懐かしい村上義弘の名に出会うとは意外だった。私たちが子供の頃、村上水軍といえば青影山の村上義弘だった。だから村上元三原作の映画「海賊八幡船(ばはんせん)」も当然義弘が主人公だと思ってみた。その義弘さんは水軍城におられなく、青影山へ登ると立派な石碑があって「村上義弘公青影城址登山路改修碑」と書いてある=写真

正五位の追贈問題は、とんびに油揚げをさらわれたような形で伊予の大島へ行ってしまったが、亀老山中腹の村上義弘の墓のあるところには因島にも居たことが記されている。

また宮窪小学校の近くには幸賀屋敷跡というものがある。因島村上文書に法橋幸賀館が出てくるので、義弘が因島で幸賀館になり、大島へ移っても幸賀館と名乗っていたということであろうか。

(文・写真 因島文学散歩の会・柏原林造)

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因島で見た野鳥【60】キセキレイ

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スズメ目セキレイ科の一種で、全長20㎝、因島では冬鳥として飛来する。水辺に単独でいることが多い。体型は、セグロセキレイやハクセキレイに似ているが、やや小型で、人への警戒心も強い。頭、頬、背は青灰色で、翼は黒褐色。腹から腰にかけて鮮やかな黄色で、尾は長い。飛ぶと黄色が目立つ美しい鳥である。

野鳥は危険を感じると短い声を発して逃げる。静かに逃げた方がよさそうだが、捕食者へ気付いていると知らせ、捕食者に狩りを諦めさせる為だとの説がある。捕食者は、通常、不意を襲わなければ狩りは成功しない。セキレイは絶え間なく尾を上下に振る。これも、「警戒している」という、捕食者への信号かもしれない。

鳥に限らず、多くの動物は逃げる直前に、逃げる為には不利と思える動作をして逃げる。これは、「不利なことをしても(ハンディキャップを負っても)逃げ切れるほど自分は優れている」という捕食者への信号であるとの解釈がある(Am.&Av.ザハヴィ:生物進化とハンディキャップ原理)。これに対し、生物進化を遺伝子レベルで説明するR・ドーキンスは、「利己的な遺伝子初版(1976)」で、ザハヴィの理論を、”「ハンディキャップ原理」というとてつもなくひねくれた考え方”と断じ、”私は信じていない”と述べたが、第3版(2006)の補注で、ザハヴィの理論を再評価し、「危険な…ふるまいは私たちには無謀に見えるかもしれないが、それを判断する資格があるのは自然の淘汰だけなのだ」と論じている。

門外漢の筆者は、これらの議論を正しく理解しているか甚だ怪しいし、その後の研究の発展も知らない。しかし、セキレイが尾を振るのが、ハンディキャップで自己の優秀性を顕示していることなのか、遺伝子にプログラムされたことなのかはともかく、天敵にも目立つように尾を振るセキレイが、自然淘汰を経て、我々の眼前にいる。野鳥を見ながら 、勝手な想いを巡らすのも楽しい。

(写真・文 松浦興一)

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ふるさとの史跡をたずねて【150】草深山稲荷神社(因島三庄町三区)

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草深山稲荷神社(因島三庄町三区)

今では祭神はおキツネさまだと多くの人が思っている、陶器の白いキツネと赤い鳥居で有名な稲荷神社に、なぜ稲の字が入っているのかという疑問は、元々の祭神は穀物神の宇迦之御魂(ウカノミタマ)であったと書けば納得されることと思う。それならば、おキツネさんは俗説かと言うと、そうではなく、長い歴史を持つ民間信仰である。ただ、本来の祭神ではないが。

その歴史は長く複雑である。初めは秦氏の氏神であり、農耕や養蚕の神として祀っていた。それを空海が東寺(教王護国寺)を建てたときに守護神としたので、真言密教と習合するとともに広く信仰されるようになった。時代とともに神様のキャパシティ(守備範囲、正確には神格)も殖産興業、商業と広がり、屋敷神も兼ねているのだから、その人気は留まるところを知らない。

統計上も神社総数は多いが、それには載らない邸内祠でもお稲荷さんの人気は高いから、庶民信仰の雄であろう。邸内祠、すなわち個人の屋敷内で祀るのは江戸時代、田沼意次が家に祀りどんどん出世したので庶民に広まったという説がある。白い陶器と木製の赤い鳥居で稲荷神社ができるのだから安い投資である。私も岡山の高松稲荷にお参りしたとき、おキツネさまを買って帰ろうとしたら、家人に止められた。私が死んだ後誰がそのおキツネさまの面倒を見るのだ、というのである。確かに墓仕舞いならぬ祠仕舞いの問題は看過できない。不燃ゴミの日に出せばバチが当たりそうだ。いやそれ以上に祟りがありそうだ。ということでお稲荷さんは祀っていなし、お金もたまらない。おキツネさんの代わりに、小型の金次郎さんの像を時々眺めて、この姿では乱視や腰痛や水虫になるのではないかと心配している。

生口島の名荷から洲江に抜ける峠道のお稲荷さんへお参りすれば、海岸道路のなかった時代の状況を考えることができる。土生町では因島公園の下、田熊町と重井町では八幡神社の境内に稲荷神社が祀られている。三庄町では三区の政所に、京都の伏見稲荷の分霊を祀っている草深山稲荷神社がある。願い事ばかりでなく、大地の恵みへの感謝も忘れずにすべきであろう。

(写真・文 柏原林造)

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中庄八幡宮奉納相撲 百五十年祭記念誌発行

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中庄相撲協会は「中庄熊箇原八幡宮永代奉納相撲百五十年祭」記念誌を発行した。現存する正式な免許状▽中庄八幡宮永代奉納相撲と大阪相撲(山下和也氏)▽挨拶▽祝辞▽取り組みの様子を伝える写真など。

問い合わせ】TEL 0845-24-3161(中庄相撲協会事務局)

中庄八幡宮奉納相撲 10月13日土俵祭・取り組み

中庄八幡宮永代奉納相撲(第34代碇山康永頭取)が10月13日(月)、八幡神社土俵場で行われる。奉納相撲はことしで151年を迎える。明治2年(1869)に始まり、途絶えることなく続いてきている。第二次世界大戦中、多くの青年たちが出兵し開催が危ぶまれた時期には、小学生や中学生が力士として奉納相撲を守ったという歴史を誇る。

8時45分=土俵祭り▽9時=中学生の部▽10時=小学生の部▽13時=一般の部(中庄消防団・因島相撲同好会・四十一会・尾道市消防局・尾道高校・大川道場など多数参加)。

大正5年頃の奉納相撲関係者

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ふるさとの史跡をたずねて【151】粟島神社(因島田熊町八幡神社)

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粟島神社(因島田熊町八幡神社)

因島三庄町から因島モールへの近道が妙泰越えで、對潮院の墓地横に妙泰神社がある。女性の願いごとならなんでも叶うというご利益が妙泰神社にはあると以前に書いたし、また因島三庄町地蔵鼻の鼻の地蔵さんにも同じようなご利益があるということも既に書いた。妙泰夫人は、因島村上氏来島前の釣島箱崎浦の戦いで死んだ。鼻の地蔵さんにまつわる話には、吉充の名前が見え隠れするから、因島村上氏の時代の終わり頃のことである。ならば、鼻の地蔵さんが、妙泰神社にあやかったのかというと、そのご利益がいつごろから言われだしたものか、わからないから、どちらが先だとか言うことはできない。

妙泰神社も鼻の地蔵さんも因島独自のものだから、二つを並べてみるだけでは議論は進まない。そこで全国的なもので似たようなものがないかと探していると、人形供養で有名な粟島神社があった。そこのご利益の一つに、女性の悩み事ならなんでも解決してもらえるというのがあった。こういう話は進化変貌するものだから、同種のご利益と考えて、因島にも粟島神社があるのか、と探した。『ふるさと三庄』には「三庄の神さまと仏さま」の項に「粟島さん(淡島)」と書いているが、場所は書いていない。知人に尋ねると、知らないが地蔵鼻のことでは、という答えが返ってきた。

現在は福山市になっている沼隈町の『沼隈町誌』に、昭和30年代までは、子安講で春と秋に因島の新四国の子安さんに参っていたとある。子安講は四国の香園寺の発明品であるから、島四国では田熊浄土寺にある61番香園寺のことであろうが、番外札所「鼻地蔵」も子安さんと呼ばれていたそうである。ということで女性のことなら何でも鼻の地蔵さんに頼むのなら、あえて粟島さんを祀る必要はないだろうと言いたくなるが、そこが庶民信仰の不思議なところである。

また大雨のたびにお参りできなくなるのであれば、リスク分散は必要で、因島田熊町八幡神社に粟島さんが祀られているのはそれなりに意味があるだろう。

(写真・文 柏原林造)

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因島で見た野鳥【61】ヒヨドリ

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スズメ目ヒヨドリ科の一種で、全長27.5cm、体は全体に灰褐色に見えるが、頭は青灰色ぎみで、褐色の耳羽が目立つ。クチバシは黒く細く、尾羽は長く、スマートな体型をしている。胸から腹にかけて灰褐色で白い小斑がある。年中人家の近くで、「ピーヨ ピーヨ」と騒がしく鳴き、野菜などを食害し、春はメジロを攻撃して花蜜を独占する姿を見る。色合いが地味なこともあって、あまり人気はない。

しかし、富山県砺波市では、市内で身近に見られ、種子の運び屋として森づくりに一役かっているということで、市の鳥に指定している。生息範囲は主に日本や朝鮮半島で、世界的には珍しい野鳥である。因島では、年中見ることができる留鳥であるが、群れによっては、季節で移動する漂鳥かもしれない。

平安時代には、ヒヨドリの鳴き声を競う「鵯(ひよどり)合せ」が盛んで、ヒヨドリを飼う人もいた。井上靖の歴史小説「後白河院」に、つぎのような記述がある。「承安三年(1173年:筆者注)五月…鵯合せが行われ…今を時めく公卿殿上人、左右に分れ賑やかに行われた。左はお頭が大納言重盛卿、右のお頭は中納言邦綱卿。鵯を合わせて、その鳴声を競うだけではあるが、風流をつくし、贅沢をつくした…」。このときは、平家全盛の時代で、同時に平家凋落の始まりの時でもあろう。権謀術策を弄して、武家との覇権争いをした後白河院の催であるから、この鵯合せは、表向き雅でも、駆け引きが暗躍し張り詰めた会であったろう。

ヒヨドリは、平安時代に、鳴き声から「ひえどり」と呼ばれ、これが「ひよどり」と転じ、一層鳴き声に近い名前になったらしい(菅・柿澤:鳥名の由来辞典)。

(文・写真 松浦興一)

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