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Channel: せとうちタイムズ(尾道市因島・瀬戸田地域の週刊新聞)
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島の未来を語り合う 各方面から70人が集う

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島の未来について語り合おうと2月19日、瀬戸田市民会館で、「まぜこぜ島づくり会議」が開かれ、70人が集まった。

広島県下で地域活動を行なっている4人の講師の報告を受けて、グループに分かれて意見交換。そのなかで、「生口島への移住促進」などが話題になった。

主催したシーポートの河田健一さんは「情報交換のための有意義な会議になった」と語った。

シーポート講演会

小規模介護事業所などが連携する活動集団のシーポートは14日(月)午後7時中庄公民館で講演会を開催する。

講演は、小池美喜子さんの「看取りについて」。小池さんは小規模多機能ろくじろう代表。入場無料。


因南中3年生の全員がふるさとへの提言作り

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因島南中学校(古川昭生校長、223人)は全校あげて「ふるさと学」に取り組んでいる。一年生は地域調査、二年生は職場体験、三年生は一人一研究。

三年生は3年間の集大成として、それぞれの研究をまとめあげ2日、「ふるさと因島への提言」報告会を校内のコミュニティーホールで開いた。

代表の生徒7人は、来場した教育関係者や地域の関係者60人を前に堂々と報告を行なった。報告テーマは次の通り。

  1. 山陰・山陽・四国を繋いだ観光で因島に来てもらおう(住田桜)
  2. 村上水軍ゆかりの場所をコースとしたサイクリングツアーをつくる(榊原楓)
  3. サイクリング・サイクリストのための休憩場所(川野芳郎)
  4. 魚を通してできること~漁業組合と協力して~(山本啓壮)
  5. 農業を突破口に(塩飽航平)
  6. 因島の医療機関の有効方法 地域密着型の医療機関(岡野航大)
  7. 日立造船を通じて商業を復活させる(村上凛汰朗)

耳明さん賑わう

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3月3日は耳の日。土生町の大山神社内にある耳明(みみご)神社で3日、耳祭りがあり、約400人の参拝客で賑わった。

神事、演奏・太極拳・神楽の奉納が行なわれた。縁起物の耳くぐり=写真=を大勢の人が通り抜け、笹酒やぜんざいの振舞、青空市の買い物を楽しんだ。

さらに、人形供養、サザエ供養もあった。

因島観光物産展 銀座に千客万来の盛況

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因島観光協会は27・28日東京銀座の広島ブランドショップ「TAU」で、観光物産展を行なった。千客万来の盛況で、7279人の人たちが訪れ過去最高の来場者となった。

出足は良く開店前から100人の行列。商品の売れ行きは好調で、初日で翌日分まで売れる状態だった。

事前に900通のダイレクトメールを送ったり、インターネットや口コミで知らせるなどの努力が実ったのか、ポルノグラフィティファンなどの来店が増えた模様である。

出店した店舗は次の11店舗。

一色商店▽JA尾道▽松愛堂▽プチフール▽菓子処中島▽博愛堂▽ふじよし▽商工会議所▽シゲイノイエ▽観光協会▽和六農園。
物産展にJA尾道市、因島商工会議所、因島郷心会が協賛した。

特殊詐欺を未然に防止 大浜郵便局に感謝状

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因島警察署は1日、特殊詐欺の被害を未然に防いだ因島大浜郵便局に感謝状を送った=写真

80歳代の女性が2月10日「東京の会社に書類を速達で送りたい」と来局。対応した村上正俊局長にその女性は「この書類が届かないとお金が返ってこない」と返答。

不審に思った局長が因島警察署に連絡し、外国債券投資名目の特殊詐欺であることが判明した。

3月20日安政柑祭り(発祥地・因島田熊町)はっさくんもやってくる

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安政柑祭りが20日(日)午前9時30分、発祥地の因島田熊町の八幡宮で行われる。

境内にあるゆかりの橘神社の例大祭、安政柑顕彰祈願遥拝=写真、田熊神代神楽、柑橘と菓子即売など。はっさくんもやってくる。

田熊町の故岡野周蔵さんの「因島柑橘史」によれば同町の岡野末吉さんの園に南方から持ち帰った種より実った小ぶりな文旦が育っていた。そして明治43年、恩田鉄弥博士によって安政柑と名づけられたという。

安政柑祭り

安政柑祭り

「瀬戸田・因島からMAZDA Zoom‐Zoomスタジアム広島往復のバスツアー」予約始まる

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ITMツーリストサービスのカープ観戦ツアーの予約が始まった。

「瀬戸田・因島からMAZDA Zoom‐Zoomスタジアム広島往復のバスツアー」。

予約日は次の通り。チケット代込み。

4月3日(日)昼 巨人戦 13時30分~ 内野指定席A三塁側 9600円
4月23日(土)昼 阪神戦 14時~ 内野指定席A三塁側 9600円
5月7日(土)昼 DeNA戦 14時~ 内野指定席A一塁側 9600円
6月25日(土)昼 阪神戦 14時~ 内野指定席三塁側 9600円
7月23日(土)夜 阪神戦 18時~ スカイシート正面三塁寄り 9000円
8月6日(土)夜 巨人戦 18時~ スカイシート正面三塁寄り 9000円

【申込み・問合せ】TEL 0845-22-8888(ITMツーリストサービス

第20回因島自由大学 講師はエッセイスト・海老名香葉子さん

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第20回因島自由大学が6月11日(月)午後2時、芸予文化情報センターで開講する。

講義は、エッセイスト海老名香葉子さんの「私たちの国に起きたこと―東京大空襲で家族を失った香葉子さんは、ひとり疎開先から焦土の地へ」。学費2,000円。

海老名さんは1933年東京都墨田区生まれ。東京大空襲で、父母、祖母、長兄、次兄、弟の家族6人を失う。父の知人の三代目三遊亭金馬に引き取られる。成長し、初代林家三平と結婚。現在エッセイストとして活躍。最新刊「私たちの国に起きたこと」(小学館)。他著書多数。

【問い合わせ】TEL0845-22-1687小林。

海老名香葉子さん


四国遍路スケッチの旅【80】79番札所 天皇寺(香川県坂出市)

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79番札所 天皇寺(香川県坂出市)

今朝は、前夜の雨も止んだものの深い霧が発生し、因島大橋が通行止めにならないか心配したが無事通行できた。

霧の中の幻想的な因島大橋渡橋は始めてでラッキーだった。瀬戸大橋を渡る頃には霧もすっかり晴れ、車は一路高松へ。今朝の一番は79番天皇寺へ到着す。

2ヶ月前に小生は眼の手術をし、初の遠出で少々心配したが運転に支障もなく無事到着し、参拝後スケッチにかかる。

小さな脇鳥居をもつ珍しい鳥居が特徴的で、それをスケッチしようかと迷ったが、結局本堂に大師堂を描く。本堂横の白いサツキが満開だった。

(絵・文 大橋博)

79番札所 天皇寺(香川県坂出市)

尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【1】「みんなが笑顔な社会」

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尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第65回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「みんなが笑顔な社会」

三幸小学校四年 藤井涼空さん

ぼくは、社会を笑顔にするには、人のことを思いやること、助け合うこと、人のことを考えて行動すること、この三つが大切だと思います。

まず、人のことを思いやることは、例えばこけたとき、「大じょうぶ。」や「へいき。」と声をかけることができると、人のことを思いやって行動していることになります。ほかにも、熱を出したとき、「だいじょうぶ。」と言えるときも思いやりを感じます。思いやりを感じると自然に笑顔になります。

次は、助け合いながら生きていくことです。助け合うことで、一人でできないことでも、友だちと力を合わせれば解決することができます。そして、みんなが助け合えば、世界中が笑顔になると思います。こまっているときやなやんでいるときに、友だちと助け合ったり、相談したりすれば、協力して問題を解決できます。みんなが助け合っていけば、やさしい人がたくさんいる世界になるとぼくは思います。

最後は、人のことを考えて行動することです。人のことを考えて行動するには、人がいやがることをしないことが大切です。この人はこれがにがてだと分っていれば、そのことをしないようにすることが大切だと思います。人のことを考えて行動することができるようになるためには、人のいやなことやにがてなものを知ることが必要です。人のことを考えて行動すれば、みんなで楽しく生きていくことができると思います。ぼくは、人をからかったり、いじわるをしたりする人を見かけることがあります。そのような人を見たときは、「いけないよ。」と注意しようと思います。注意してやめないときは、先生や友だちに、どうすればやめてくれるか相談します。そうやって、みんなで力を合わせて、笑顔で楽しい日々をすごしていきたいです。また、けんかをしたときは、すぐにあやまります。反対にあやまってもらったときには、「もうしないでね。」とやさしくゆるしてあげます。そうすると、みんなが笑顔な社会になると、ぼくは思います。

ぼくは、社会を笑顔にするために、人のことを思いやること、助け合うこと、人のことを考えて行動することの三つを大切にして、これから生活していきたいと思います。

藤井涼空さん

藤井涼空さん

社会を明るくする運動 小中学生の作文を表彰

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社会を明るくする運動 小中学生の作文を表彰

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)は2月14日、第65回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストの入選者を表彰した=写真

応募は小学生663点、中学生335点。入選16人、標語は34点。入選5人。

小学生

広島県推薦=藤井涼空(三幸)▽堂元裕次郎(木頃)▽森本陽菜(土堂)

尾道市入選=吉和琴音(御調中央)▽佐藤実優(高見)▽半田和音(三幸)▽髙上凌玖(日比崎)▽江口郁輝(因北)

【中学生

広島県推薦=髙橋いずみ(長江)▽松本江莉奈(日比崎)▽藤井花歩(美木)

尾道市入選=大石恭歩(久保)▽新田耕大(向島)▽川口桜実(同)▽田中智萌(瀬戸田)▽田頭由衣(因北)

標語

中根菜々帆(浦崎中)▽平中朝光(同)▽今川貴惠(同)▽古賀揚捺(同)▽旗手悠美(百島中)

父のアルバム【5】第二章 昭和を旅する

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父母や祖父母とのアルバムを通しての再会によって猛烈に昭和を旅してみたくなった。

教科書や公刊物の活字による歴史記述のいい加減さにうんざりしていた私である。家族の歴史を理解することを入口にして、日本や世界の歴史を眺めたら愉快だと思う。父母も祖父母も立派にその時代を生き抜いたはずだ。その体験を生かし引き継ぐことこそ私の役割だろう。

この試みに格好の文章が見つかった。父が平成九年にまとめた「満蒙開拓青少年義勇軍送出について」という文章である。これは、広島県退職校長会が発行した冊子「義勇軍」に収録されている。

父はこのなかで、学生時代―青年教師時代―戦時下の教師時代を回顧している。その内容は、父の人生を理解するうえでとても興味深い。

この時期のことについてはまったくと言っていいほど聞かされていない。もっとも以前の私だったら、そのことに反発の態度しか示さなかったに違いないのだが。

父は、広島県師範学校・福山本科第一部に在学中のことから記述を始めている。そのまま引用しよう。

《在学中満鮮旅行に参加、満州を垣間見る》

大正十四年五月、かつて日本海々戦が行われた日、門司港を出発して翌日大連港埠頭に上陸。市内見学、翌日旅順へ二日間、二〇三高地の激戦地を始め、各地の戦跡を見学し感無量であった。

その後は満鉄にて広漠とした平原を北上して奉天へ。到着し城内や市内を見学し駅近くの旅館に宿泊する。夜間外出は禁止、当時日本の勢力の及ばぬ地と感じた。更に撫順の露天掘り見学。規模の大きさに驚く。こうした資源豊かな満州は日本人の新天地として希望する者も多かったようだ。然し厳しい風土、気候に堪える者でなくてはと少々不安を感じた。

次は国境を超えて日本国の朝鮮へ入り、緊張もやわらぎ、平壤・京城・仁川・釜山を見学し関釜連絡船で帰国する。
この印象から結婚後朝鮮行きを志望し努力したが果たされなかった。

《学校卒業後短期現役兵として入隊―軍籍時代のよき体験》軍籍で空兵舎で約九十名が二等兵として、一応の教育訓練を受け八月末除隊。

《御調郡向東小学校へ赴任―平和でゆたかな教育実習時代》九年七ヶ月間よき先輩・同僚に恵まれて、指導され自己研修、三年目には研究会を主となり開催等、今日の基づくりとなった。

父は大正十五年三月に師範学校を卒業。その直後、軍隊に体験入隊している。

父の教師生活は向島から始まった。その間の昭和六年十二月に結婚している。

福山師範学校時代の父である(写真中央の帽子姿)。学生時代の写真はこの一枚しか残っていない。おそらく空襲の際になくなったのであろう。

(青木忠)

干潟「山波の州」 目標の解禁はむずかしい結果に

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水ぬるむ春の訪れに一縷の願いをかけて干潟「山波の州」を管理する尾道市の松永湾水産振興会は10日、1年間の完全禁漁期間を終えアサリの個体数を調査した。結果は漁獲対象サイズの殻長30センチ前後のものは確認できず新年度目標の解禁はむずかしい結果となった。

数年前までは瀬戸内海島しょ部の干潟ではどこでも貝掘りができていたが今は昔の話。すっかり姿を見せなくなった大汐の貝掘り風景は見られなくなった。県東部では尾道沖に出現する山波の州が有料で漁場を管理しているが、それも天敵のチヌやナルトビエイに食い荒らされる始末。

そこで防護網を張るやらアサリが生息しやすい環境を整える取り組みを進めている。もっとも注目されるのは海洋の改良に手を加えるため耕運機を干潟に持ち込んで掘り起こし軟らかくするなど悪戦苦闘を続けてている。

福山大学因島水産試験場でも因島大浜町民らの協力を得てアサリの養殖の研究を続けているが自然環境を相手「水清き流れに魚棲まず」と故人白。

(村上幹郎)

因島近辺の桜まつり

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いんのしまさくら祭

4月3日(日)午前10時~午後3時。ホテルいんのしま前広場。因島南中水軍太鼓▽舞踊房桜▽Miria Luce▽さくら▽駄菓子屋JugBand▽愛津咲▽都竹宏樹▽ナカノアツシ▽門松良祐▽アンダーグランド。

オリーブさくら祭り

4月17日(日)正午~午後3時。オリーブハウス因島駐車場(田熊町)。雨天の場合は竹長区民館。田熊神代神楽▽フラダンス▽屋台(府中焼きなど)。ボランティア募集中。

寺谷公園さくらまつり

4月3日(日)午前10時、明徳寺境内(三庄町)。尺八(竹友会)▽矢沢C吉バンド▽各種お楽しみブース

耕三寺桜まつり

3月26日(土)~4月3日(月)午前10時~午後5時。写真・俳句コンテスト▽しおり作り▽桜茶振る舞い▽音楽会他

サンセットビーチ桜まつり

4月3日(日)午前10時。和太鼓▽瀬戸田小合唱クラブ▽大慈認定子ども園▽瀬戸田中吹奏楽部他▽屋台▽クルージング体験他。

いわぎ桜まつり

4月3日(日)~10日(日)。3日メインイベント。午前10時~午後2時。桜公園ステージ広場。和太鼓(島本陣岩城太鼓)▽ミニコンサート(奄美島唄「ひめまり」「アジアツインズ光と風Hi‐Fu」。

美容室PECORA(ペコラ)因島モール内に開店

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美容室PECORA

美容室ペコラ(松浦充昌オーナースタイリスト)が7日、因島モール内に開店した。

生まれは因島、育ちは生口島の松浦さんは、「地域の方のオシャレのお手伝いをしたい」と出店を決め、修行先の神戸市から地元に戻った。

どんな要望にも応えることをモットーに「皆さんのヘヤースタイルをペコラにおまかせください」と熱く語る。

午前9時~午後7時30分。定休日は月曜と第3日曜。TEL0845-26-0068。

美容室PECORA

美容室PECORA


ジャンボ大根フェスタ 高松市の久山さん栄冠 子供の部優勝は瀬戸田小

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ジャンボ大根フェスタ 子供の部優勝は瀬戸田小

重量を競う「全国ジャンボ大根フェスティバル2016」が13日、万田発酵敷地内で開催され、3500人が参加した。

一般の部の優勝は、高松市の久山勝義さんの34.64キロ。出品数は一般が101点。

子供の部優勝は瀬戸田賞小学校の33.15キロ=写真上

出品数221点。また全国からの寄書き198点が展示された。

【一般】

  1. 久山勝義(高松市)
  2. 岡井剛太郎(愛媛県)
  3. 土田三郎(横須賀市)

【子供】

  1. 瀬戸田小
  2. 黒田保育所(愛媛県)
  3. 明和小(寝屋川市)

【万田発酵会長賞】黒鳥小(大阪府)

【特別賞】一色西部小(愛知県)

【尾道市長賞】村上保明(尾道市)

【因島商工会議所会頭賞】亀井淳子(愛媛県)

【因島観光協会会長賞】吉本大樹(大阪府)

【万田発酵社長賞】糟谷哲郎(東京都)

尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【2】「思いやりから生まれる物」

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尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第65回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「思いやりから生まれる物」

木頃小学校六年 堂元裕次郎さん

ぼくが考える明るい社会とは、みんなが笑顔ですごせる犯罪の無い平和な社会だと思います。それは、どんなに小さな出来事でも犯罪が起こると、傷つく人や悲しい思いをする人ができ、その事でずっとつらい思いをしたり、もしかすると人生が変わったりするからです。それにそこからまた犯罪が起こるかも知れません。

他にも明るい社会を作るには、政治経済がうるおって豊かになるとみんなの生活が明るくなるとかがあるけど、そのためにどうしらたいいのかぼくにはまだよく分りません。だけど、犯罪の無い社会にするためにどうしたらいいのかと言う事は、身近にあってぼくや周りの人たちにも出来ることがあると思います。

それは、思いやりだと思います。相手を思う気持ちや優しい気持ちがあれば、けんかやもめ事も無くなって気持ちよく過ごせるから犯罪につながらないと思います。最近のニュースでも小さなことから事件になったり、自分勝手な考えや気持ちで人を傷つけたりする事件がありました。テレビで見る事件は遠くの町で起きているから人事のように感じるけど、犯罪の中を見ると身近に起きてもおかしくないような犯罪だと思います。

ぼくは、一学期の終わりごろ同じクラスの女の子とけんかになりました。相手の言った言葉に腹が立って思わずぼくもひどい言葉で言い返していました。けんかの原因は相手にあったけど冷静になるとぼくも相手の子を傷つけていました。お互いに思いやる気持ちがあったら、けんかにもなっていなかったし、ぼくもその子も悲しい気持ちにならなかったと思います。

犯罪はこうした小さな出来事から起こったり、積み重なって大きくなって起こると思うので、一人ひとりの思いやりがやさしさで、明るい社会が作れるように思います。

ぼくの学校は、地域の人たちとの交流が沢山あります。学校の行事に地域の人達をよんだり、田植えやいもほり、しめ縄などを教えてもらったり、敬老の日に歌を歌ったりしてます。だから学校の帰り道に

「おかえり。学校楽しかった。」

と声をかけてもらったり

「こんにちは。」

とあいさつをよくします。ぼくの家は少し遠くと中から一人になるので、小学校に入学した頃は、登校班でみんなと別れるところにお母さんがむかえに来てくれました。だけど、仕事でおそくなる時はそこから一人で帰っていたので少し心細かったです。でも一人で帰っていると近所のおじいちゃんおばあちゃんが畑仕事をしながらよく声をかけてくれたので、心細かったのは最初だけでした。他にも、雪の重みで竹が折れて道路が通れなくて困っているとおじさんが竹を切ってどけてくれました。本当にありがとうの気持ちでいっぱいになりました。地域の人たちの助け合う気持ちや協力しあう気持ちもすごく大切だな思いました。これも社会を明るくする活動だと思います。ぼくはまだまだ大人に助けてもらう側だけど、ぼくに出来る事をやっていき、地域の人たちに助けてもらった事が出来るようになりたいです。

尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【3】「一人一人が」

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尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第65回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「一人一人が」

土堂小学校六年 森本陽菜さん

今、私の住んでいる尾道では、古くからたくさんの祭りが催されています。祭りには、毎年多くの人々が参加し、盛大な行事としてもり上がります。

私も、何度も祭りに参加したことがあります。そこではたくさんの屋台が立ち並び、小さい子や大人まで、楽しむ様子がうかがえます。しかし、いざ足元に目をやると、わりばしや紙コップ、空き缶など、道のはしにいくつもいくつも捨ててあります。ふと、前にいた男の人が、食べかけたフライドポテトが入った袋をすてました。そして、落ちたフライドポテトを多くの人がふんで、道はよごれてしまいました。こんなごみを捨てることも祭りの伝統として引き継いでいってしまったのでしょうか。祭りによってよごれていく町は、本当に住みやすい町になっているのでしょうか。

次の日、祭りのもり上がった雰囲気もなくなり、静かな町に戻った町を歩いていると、たくさんの人たちが町のためにと、ゴミを拾うボランティアの人たちを見かけました。自分が捨てたゴミではありませんが、溝の中や道のはし、こびり付いたガムなど、細かいところまできれいにしています。汗をかきながら、尾道のために、一生けん命ゴミを拾っていました。

ごみを捨てる人たちは、自分でごみを持ち帰るのはめんどうだ、だれかがゴミを拾ってくれるだろうという無責任な考え方があるのでしょう。また、通りかかった人たちでも、自分が捨てていないから別に拾う必要はない、と考えているでしょう。私も、見て見ぬふりをしてきたのです。祭りのにぎわいから一変、ボランティアの人たちの努力がこんなにもひっそりと行なわれていることに、私は自分自身がはずかしくなりました。あの祭りの楽しさは、こうした陰ながら支えていただいている人々の力があってこそ成り立っていることに気付きました。

このような、無責任な考え方は身近な場面で感じることがあります。飲酒運転やいじめ問題など、共通する点は、全て、自分のことしか考えていない、「まあ、いいか。」という思いだと思います。こうしたあまい考えが、いろんな人を巻き込む事件や事故につながり、悲しむ人を増やしてしまうニュースを、何度も見てきました。自分の何気ない行動が、時には命を奪ってしまうこともある、大変なことです。このような問題を解決するには、まず問題を知る必要があります。一人一人が今の社会の問題について、正しい情報を知らなければいけません。ごみを道に捨てる人たちが増えていくとどうなるのか、どんな悲惨なことが起こってしまうのか、きちんと正しく知ることが、大きな一歩なのだと思います。

そして、二つ目は、知ったことをもとに、自分には、何ができるのかを考えることです。自分が出したごみを持ち帰る、足元に落ちているごみを拾う、悲しい顔をしている人に声をかける、そうした小さな思いやりが、社会を明るくすると思います。できることは小さなことかもしれませんが、みんながやることで大きなことに変わります。無責任な行動を減らし、少しでも周りの人に木配りをすること続けていきたいです。
そして、みんなが安心してすごせる社会を実現していきたいです。

シベリア絵画展 三原で画廊トーク

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三原市港町の画廊喫茶「赤とんぼ」でシベリア絵画展(みはらアーカイブス協力)を行なっている古谷巌さん(89)のギャラリートークが21日、同店で行われた。

古谷さんは、飢餓、酷寒重労働、不衛生のシベリア抑留を語り、「いまだ荒野をさまよっている魂を慰めることができれば」と想いを披露した。

四国遍路スケッチの旅【81】80番札所 国分寺(香川県高松市)

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80番札所 国分寺(香川県高松市)

四国遍路スケッチの旅も80番となり先が見えてきた。

今日は、この後84番屋島寺まで行く予定だが、残り少なくなり一抹の寂しさを感じながら、ここ80番国分寺に着く。

各県に一つずつある国分寺も香川県の国分寺が最後となる。山門をくぐると立派な本堂が見える。

本堂に通じる参道に小さな池があり、石橋がかかってその池に数匹の亀が生息している。興味深くのぞいていると餌をねだるように首を伸ばし、こちらに集って来るのには驚いた。

本堂と大師堂の参拝を済ませ池の前でのスケッチとなった。亀にきづかれないように。

(絵・文 大橋博)

80番札所 国分寺(香川県高松市)

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